RE : エヴリデイドリーム

元若俳おたくの社会復帰訓練所

オタクをやめた話

おはようございます。今日も焼酎のモンエナ割りが美味いっ

この間2軒目で行ったホストで「烏龍の焼酎割りください」って言ったらほぼロックの焼酎をグラス一杯出されて(当たり前)目を回しながら飲む羽目になりました、私です。

 

今回はどうして私がオタクをやめたのかについて書こうかなと思います。

相も変わらず、本日もレポートの締め切り日です。何かに追われると文字を書きたくなる。クズあるある。

 

 

私がかれこれ1×年に渡るオタク人生の区切りを付けたのは昨年度末です。

最後の現場は秋だったなあ…何なら一番最後はオンラインでした。せめて直接お芝居を観たかったな、とは思っています。オタクを辞めることもその時期も、全部自分で決めたことなんですけどね。

 

コロナがなかったら、今も元推しのオタクだったんだろうなとは思います。良くも悪くも、あの虚無虚無現場皆無期間がいろいろなことを変えたんだろうなと。恨むべきか感謝をすべきか困りますね。

 

私の場合、今までの人生で一番分かりやすく病んだことがきっかけだと思います。諸事情で、同担は観れるのに私が現場に行けない舞台に対して数ヶ月間病み散らかし、そのまま自粛期間へ突入した時に完全に病みました。ただのいちオタクのくせに自分の存在意義なんかを考えたりして、今思えば精神的に子供だったなと思います。同時に仕事を失ったのも大きかったかな。後に詳しく書くかもしれないけれど、主な資金源だった本職がコロナの打撃をもろに受け、実は今もほぼ無職のネオニートです。

 

色々あって、なんで自分がこんなに頑張ってる(「頑張り」って思ってしまった時点でもう終わってるんだけど)んだろう?って思っちゃったんですよね。

別に誰にも頼まれてないのに。推しには逆にいつも心配されていたくらいなのに。勝手に自分がよく分からない使命感に燃えてそう思ってるだけだったのに。

毎日どうして病んでるのか分からないままに何故か病みまくって起き抜けからスト缶浴びて情緒バカになりながら毎日過ごしてたなあ…お陰様で去年の記憶は半分くらいありません。なんて一年だ。

 

そもそもオタクって趣味の一環だし、頑張ることではないんですよね。娯楽のはずなのにいつの間にかワクワクとか楽しさとかを義務感が上回っていた気がします。オタクの義務感って何なんでしょうね。前々世でもたまに感じていたのですが、対人間且つ距離が近いと生まれやすいように思います。

 

でも、楽しかったのは本当なんです。本当に楽しくて毎日が幸せでした。それは紛れもない事実です。現場前はうきうきしながら服を揃えて、美容室とネイルサロンに駆け込んで、お酒を控えて、ちょっと良いトリートメントを使って、毎日お高めのパックをして、普段はしないマッサージなんかもしたりして(※女子力皆無女)。連日どきどきわくわくしながら、推しのツイートを眺めて過ごす行きの車内での時間まで、全部が楽しかった。

 

いつから義務感を感じるようになってしまったのかは自分でも何となく分かっています。こんなはてブロ、私による私自身のためのものだろうから書いちゃおう。当時の私!物販でバカみたいに毎日全てを枯らすな!〇〇(推しではない)!資金を私の財布に頼るな!その後の私!そんな期待とプライド捨てちまえ!

 

元推しのことは今でも好きです。通知は外せないし、陰ながら頑張って欲しいなと思って心の中で応援する気持ちはあるので、当時のアカウントを無かったことになんて出来ず、そのまま残しています。若俳がやらかしてオタクが消えるなんてよくあるけれど、私が降りた理由に推しの非はひとつもありません。ただ、私が疲れただけ。その点に関して、推しには本当に申し訳ないと思っています。好きだったのに、今でも好きなのに、こうなってしまって申し訳ないとしか思えないです。何なら綺麗にスパッとオタクを辞められる理由があるオタクを羨ましいとまで思っていました。今の情勢を受けて業界を離れる俳優も、方向性がブレる俳優もいて、そんな彼らのオタクはそれはそれで辛そうなのを側で見ていたのですが、正直羨ましかった。きちんとした降りる理由があったから。私の場合は推しに非が無いので、100%私のせいだと現実を見せつけられているようでまた勝手に苦しみました。

 

 

そうして今現在、私は現場に足を運んでいるし、元推しではない、別の推しメンがいます。そんな毎日は結構楽しくて、結構好きです。

でも別に、オタクのようなこともファンのようなこともしていません。思っていたより早くて草ですが、いつかこうなるだろうと思っていたのでオタクをやめた昨年末、そして今年元日にいくつか自分との決め事をしています。

認知をされないこと。全通をしないこと。個垢は作らないこと。リプライをしないこと。俗に言うTOにはならないようにすること。

その代わり、FCに入ること、行きたい現場に好きなだけ行くことはOKとしています。これくらいなら、どんなに狭い界隈でも許されるんじゃないかな。手紙を出さないことは当初から微妙に悩んでいたところ、現在多少は許されたいと思ってしまっていること自体が自己嫌悪なので、おそらくこのまま無許可です。

好きになりすぎないように、一線を超えないようにだけ注意しながら、現場に足を運ぶ。それだけで十分幸せだし、楽しいし、とりあえずこの生活を続けていこうという所存です。とりあえずってなんだよ。

 

 

最後に。元推し!一緒に巡った春夏秋冬、毎日毎秒ずっと幸せだったよ!幸せな毎日を本当にありがとう。私にとって最高の青春でした。今は申し訳なさすぎて現場にも行けないけれど、もっと落ち着いて私が大人になったら、よかったら、またお芝居を観に行かせてください。ずっと、陰ながら応援しています。言わないようにしていたし結局言うことはなかったけど、大好きだよ!

 

…このブログがバレませんように。ー完ー

 

(2021.7.27現在)